いつまでも健やかでありたいと思う心、一日も早く病を克服したいと願う心、いずれの時にも医師に尋ね、医師に頼る思いが込められていました。そのために古より医師は聖職と考えられ、医療関係者は世の中から尊敬を受けてまいりました。
病める人の目に映る医師の人間像は、そのまま観世音菩薩とも聖母マリアとも映り、縋る心の対象となったことでしょう。この事を思います時、「醫の道」は正しく護り伝えねばなりません。今私たちは医界の総ての人々に、呼びかけ働きかけ、醫道が明るい人類愛、平和への道である事を、行動を通じ理解を深め、広めようとしております。私たちは「この道を顕彰する会」をつくり、皆様のご入会「ご協力」を心よりお待ち致しております。